FACTORY

駅、会社、病院…。日頃皆さんが目にするスチールドアはどうやって作られているのか。
材料の入荷から完成までを簡単にご案内いたします。
1.切断
入荷したスチール板やステンレス板はとても大きな1枚の板でしかありません。
まず、その大きな板を各パーツを作るため「シャーリング」という機械で適切な大きさに切断していきます。
2.切欠加工
ドアにはノブ、シリンダー、ドアクローザー等の様々な部品が付いています。
この行程では、ドアに部品を取り付けるための穴や、ドアの展開形を作るための余分な部分を「タレットパンチプレス」という機械で取り除いていきます。
3.折り曲げ
余分な部分を取り除かれた平らな展開形となった板を、「ベンダー」という機械で折り曲げていきます。
この行程で、各パーツが平面の板から組み立てのできる立体的な形になっていきます。
4.組立~仕上げ
折り曲げられた各パーツは、溶接、ねじ止め等を施され皆さんの知っているドアの形になります。
組み立てられた製品は、まだ細かい部分に粗が目立つため、「サンダー」という電気やすりなどで表面を綺麗に磨きます。
5.錆止塗装
皆さんもご存じの通り、鉄はとても錆びやすい金属です。
このまま建物に取り付けても雨や湿気などですぐに錆びてしまいます。
このため仕上がった製品は、水分に対する耐久性を保持できるようにするため、錆止塗装が施されます。
6.社内検査~梱包
製品に欠陥がないか、マニュアルに従い、幾つもの項目を厳しくチェックし、初めて出荷へ向けて梱包ができるようになります。
梱包の際も、キズやへこみなどが発生しないように、細心の注意を払います。
7.現場搬入~取り付け
移送中も、やはりへこみやキズなどが付かないように細心の注意を払いながら現場へ向かいます。
搬入が済むと、建物に取り付ける最終工程です。お客様の末永く利用できる製品になるように、丁寧に取り付けていきます。
設備
  • シャーリング 3.0m 1台
  • NCベンダー 3.0m 1台
  • タレットパンチプレス 1台
  • コーナーシャーリング 1台
  • コンパクトベンダー 1台
  • 高速カッター 1台
  • 溶接器 1台
  • 半自動溶接器 4台
  • コンプレッサー 2台
  • フォークリフト 1台
  • モートルブロック 2台

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